シーザーズQ1のグロスゲーミング収益がデジタル成長にもかかわらず3.1％減少

Caesarsのゲームからの収益が第一四半期に3.1％減少しましたが、オンラインゲーム事業は増加を見せました。

Caesars Entertainmentは今年のギャンブルからの収益が減少し、昨年の28億3千万ドルから5400万ドル少ない収益であり、3.1％の減少となりました。オンラインビジネスは18.5％増加しましたが、カジノ、レストラン、ホテルなどの主要部分の利益の低下を補うには十分ではありませんでした。

主要な数値

• 調整後の収益は27億7000万ドルで、リオ・オールスイート・ホテル＆カジノの数値を調整しない場合の減少は1.2％。
• ラスベガスの収益は調整後9.1％減、リオの調整を行わない場合は4.5％の減少。
• 天候の悪化の影響を受けて、リージョナルの収益が前年比1.7％減少。
• デジタル部門は18.5％アップ、オンラインスポーツベッティングとカジノが牽引。

カジノ部門に打撃

Caesarsはカジノからの収益が主で、今四半期は15億4000万ドルを稼ぎましたが、これは昨年から3.2％減少しています。ラスベガスではブラックジャックやルーレットのようなゲームから通常ほど多くの利益を得られませんでした。また、複数の場所での悪天候が1.7％の収益減少につながりました。

デジタル部門が好調

Caesarsのデジタル部門は順調で、2億8200万ドルの収益を上げ、前年比で18.5％増加しました。特に、オンラインスポーツベッティングは23.0％増、インターネットカジノゲームは54.0％増でした。この成長はノースカロライナでのオンラインベッティングを開始したことにより後押しされていますが、初期設定には費用がかかりました。会社はこの分野のさらなる成長を期待し、他の地域で同様のサービスを開始する計画です。

CEOが過去3ヶ月の会社のパフォーマンスについて語りました。

Caesars Entertainmentのトム・リーグCEOは、ラスベガスでの収益の減少、悪天候、ノースカロライナでのデジタルサービスの立ち上げに伴うコストのために会社が損失を出したと述べています。第一四半期の収益は良くなかったものの、彼は残りの年に向けて希望を持っています。彼は多数の部屋が予約されており、ビジネスの他の部分がより良くなることを期待しており、それが年全体にとっては良い結果をもたらすだろうと考えています。

財務詳細の分析

Caesarsの運営費は前年比1.4％増の22億6000万ドルになりました。税引き前の損失は1億2700万ドルに減少し、昨年の1億8500万ドルから改善しました。しかし、昨年は税金の利益を得ましたが今年は税金を支払う必要があったため、完全に所有していないビジネス部門の損失も含め純損失は1億5800万ドルになりました。また、利子、税金、減価償却を除いた通常の業務からの利益も9.9％減の8億5300万ドルでした。

新技術と今後のリリース

Caesarsはオンラインプレゼンスの向上に取り組んでいます。彼らはCaesars Palace Online Casinoをアップデートして使いやすくし、ミシシッピで携帯電話でスポーツベッティングを行う新しい方法を提供し始めました。会社は、オンラインサービスとベッティングに焦点を当てることで長期的に収益を増やすことができると信じています。新しい市場への進出時の初期コストは高くなるかもしれませんが。

Caesarsは困難な四半期を過ごしましたが、次の四半期に向けてより良いパフォーマンスを期待しています。オンラインプロジェクトに焦点を当てることで成長と改善を促進する計画です。